コードレスでもパワフルな風と快適なミストで夏を快適にしてくれる「Shark FlexBreeze」シリーズ。
なかでも注目を集めているのが、「FA222J」と最新の「FA302J」で、この2機種は一見似ているようで、ミスト機能の仕組みと使い勝手に違いがあります。
FA222Jは水道ホースを接続して使うタイプで、屋外の据え置き利用に向いています。
一方、FA302Jはタンク式で水道不要、3段階のミストモードや氷を使った冷却も可能で、場所を選ばず幅広く使えます。
ここではその主な違いを紹介し、それぞれについて詳しく解説していきます。
- ミスト機能の性能とモード数
- 本体の重量
- ミスト給水方式
- 気化冷却効果(温度低下の度合い)
- 本体サイズ
- カラー展開
どちらが自分にぴったりのモデルか判断するために、徹底的に比較していきます。
▼ホース接続時のみミスト操作可能 FA222J

▼場所を選ばずミストが利用できるタンク式 FA302J

FA222JとFA302Jの違いを比較
まずは「FA222J」と「FA302J」の主な違いを表でまとめてみましょう。
項目 | FA222J | FA302J |
---|---|---|
見た目 | ![]() *画像引用:楽天 | ![]() *画像引用:楽天 |
カラー展開 | ブラック / ホワイト の2色展開 | チャコールグレーのみ |
ミスト機能 | 水道直結・ミストアタッチメント方式 | タンク内蔵・3つのミストモード搭載 |
ミスト効果 | 最大5℃温度低下(屋外) | 最大6.7℃温度低下(タンクに氷を入れた場合) |
本体サイズ | 94×35×35cm | 93.4×35.5×36.9cm |
本体重量 | 約5.5kg | 約7.0kg |
ミスト操作 | モード選択なし | モード選択可能 |
ミスト稼働時間 | 水道接続時のみ動作 | タンク式で最大120分ミスト噴出可能 |
ミスト機能の性能とモード数が異なる
FA222Jは水道ホースに接続して使用するタイプのミスト機能が特徴で、常時安定した水供給がある環境での使用が前提となります。

一方でFA302Jはタンク一体型で「連続強・連続弱・断続弱」の3つのミストモードを選択できるため、屋外や水道のない場所でも柔軟に使える利便性があります。
特にキャンプやベランダ利用など、水場が近くにないシーンではFA302Jが断然便利です。
本体の重量
FA222Jは約5.5kgと比較的軽量でハンドルもあるため持ち運びも便利です。

対してFA302Jはタンク付きで重量は約7.0kgと重たいですが、持ち手があるため運搬しやすいです。
FA222Jのミストは水道にホースを接続して使用します。
そのため設置場所に制限がある一方で、長時間使用には向いています。
FA302Jは4.5Lのタンク内蔵型で、どこでもミストを楽しめますが、水の補給が必要になります。
頻繁に場所を移動させたり、屋外イベントなどでの使用が多い方にはFA302Jの独立式タンクが非常に便利です。
気化冷却効果(温度低下の度合い)が異なる

試験条件の違いはあるものの、FA222Jは約5℃の温度低下、FA302Jは最大6.7℃の温度低下を実現しています。
特にFA302Jは氷をタンクに入れることによって冷却効果が高まるため、酷暑時の涼感性能はワンランク上といえます。冷却性能にこだわるなら、ミスト効果の差は見逃せないポイントです。
本体サイズ
本体サイズはFA222Jが「94×35×35cm」、FA302Jが「93.4×35.5×36.9cm」とほぼ同等ですが、FA302Jの方がわずかに幅と奥行きが大きく、タンクを内蔵している分だけ若干のボリュームがあります。
ですが設置スペースに大きな差はありません☆
カラー展開
- FA222J:ブラック / ホワイト の2色展開
- FA302J:チャコールグレーのみ(現時点では1色展開)
FA222Jはインテリアや好みに合わせて選べる2色展開なのに対し、FA302Jは落ち着いたチャコールグレーの1色のみとなっています。

ホワイトカラーが好きな方は
FA222Jが適しています。
▼ホース接続時のみミスト操作可能 FA222J


▼場所を選ばずミストが利用できるタンク式 FA302J


FA222Jのデメリットとメリット
デメリット
- ミスト使用に水道ホースが必須
設置場所が限られ、屋外での固定利用に近くなるため、自由度が低くなる傾向があります。 - ミストモードは単一で調整不可
噴霧量やパターンを細かく選べないため、用途に応じた最適な使い方が難しい場面もあります。 - ミスト操作は本体でのみ可能
リモコンからの操作ができないため、離れた場所での操作性に制限があります。
メリット
- 水道直結だから長時間のミスト運転が可能
長時間使い続けたい場合や、固定的な屋外設置に向いています。 - 約5.5kgと軽量で設置が簡単
階段の上り下りや室内での移動も苦にならない重さです。 - シンプルな設計で扱いやすい
難しい操作がなく、直感的に使えるため機械が苦手な方にも安心です。 - 最大20m先まで届く強風性能
広範囲に風を届けられるので、大人数での使用にも最適です。 - 公式ストア購入で3年間の長期保証
通常2年+延長1年の手厚いサポートが受けられます。
▼ホース接続時のみミスト操作可能 FA222J


FA302Jのデメリットとメリット
デメリット
- タンク式のため水の補充が必要
連続してミストを出したい場合、定期的な水の補給作業が発生します。 - FA222Jより重く、約7.0kg
持ち運びには工夫が必要ですが、ハンドル付きで少しは改善されています。 - 価格が高め(約5,000円差)
多機能モデルである分、初期投資がやや高く感じられるかもしれません。
メリット
- タンク内蔵で屋外・屋内問わず使えるミスト機能
水道が近くになくても自由にミストを使える点が魅力です。 - 3つのミストモードで柔軟な運用が可能
連続強・連続弱・断続弱の切替により、その日の気温や用途に応じた調整ができます。 - 氷を入れて使用できる冷却性能
気化熱効果により最大6.7℃の温度低下を実現するため、酷暑対策に最適です。 - リモコンから細かい操作ができる
ミストや首振り角度までリモコンで調整可能。操作性の高さが日常使用で差を生みます。 - ハンドル付きで片手でも運びやすい
重さを感じさせにくい設計で、女性でも簡単に持ち運びができます。
▼場所を選ばずミストが利用できるタンク式 FA302J


FA222JとFA302J おすすめどっち?
「FA222J」と「FA302J」はどちらも優れたコードレスサーキュレーターファンですが、ユーザーの用途や重視するポイントによって、最適な選択は異なります。ここでは、それぞれのモデルがどんな人におすすめか紹介します。
FA222Jをおすすめする人
- 庭やベランダで固定的に使いたい人
水道にホースをつなげる環境が整っていれば、連続的に安定したミストが楽しめます。 - 軽くてシンプルなモデルを求める人
重量が5.5kgと軽く、ミスト調整のないシンプルな構造は操作が直感的で扱いやすいです。 - コストを抑えて手軽に導入したい人
最新機能は不要で、コードレス・ミスト・風量の基本性能をしっかり押さえたモデルを選びたい人に最適です。
▼ホース接続時のみミスト操作可能 FA222J


FA302Jをおすすめする人
- アウトドアでも屋内でも自由にミストを使いたい人
タンク式で場所を選ばず使えるので、ベランダ・キャンプ・室内などさまざまなシーンに対応できます。 - 冷却性能を重視している人
氷入りミストで最大6.7℃の温度低下を実現できるため、猛暑対策に強いこだわりがある方におすすめです。 - リモコン操作やモード切替を重視する人
ミストの3モード選択や細かな首振り調整がリモコンで可能なため、操作性の高さを重視する方にぴったりです。 - 見た目も機能も両立したい人
チャコールグレーの高級感あるデザインや、ハンドル付きで使いやすさも兼ね備えた万能モデルです。
▼場所を選ばずミストが利用できるタンク式 FA302J


Q&A
ここでは「FA222J」と「FA302J」の違いに関して、購入を検討する際によくある疑問や不安に対して、わかりやすくお答えします。
Q1. FA302Jのミスト機能は屋内でも使えますか?
はい、使えます。
FA302Jはタンク式なので水道がなくても使えるうえ、ミストの粒が細かく床が濡れにくいため、短時間であれば屋内使用も可能です。
ただし、長時間連続で使用すると湿気がこもる可能性があるため、換気を心がけてください。
Q2. FA222Jはホース接続が必須ですか?
ミスト機能を使う場合は必須です。
ミストを出すには水道ホースと付属アタッチメントの接続が必要です。風のみの使用であればホース接続は不要なので、通常の扇風機としては問題なく使えます。
Q3. 持ち運びやすいのはどちらですか?
FA222Jは5.5kgと軽量なので持ち運びやすいですが、両モデルとも持ち手があるため持ち運びやすいです。
Q4. どちらのモデルもサーキュレーターとして使えますか?
はい、両モデルとも通年使用できるサーキュレーター機能があります。
最大180°の首振りと上下55°の角度調整により、室内の空気を循環させる使い方も可能です。冷暖房の効率アップにも役立ちます。
Q5. ミストで本当に涼しくなるのでしょうか?
はい、気化熱効果で体感温度が下がります。
FA222Jでは最大5℃、FA302Jでは最大6.7℃の温度低下が確認されており、猛暑時の体感温度を確実に下げる効果があります。
特にFA302Jは氷をタンクに入れることで冷却力がさらにアップします。
FA222JとFA302J 違いを比較まとめ
Sharkのコードレスサーキュレーターファン「FA222J」と「FA302J」は、どちらも夏を快適に過ごすための強力な味方です。
基本性能は共通しており、コードレスでありながら最大20m先まで届く強力な風、静音性に優れたBLDCモーター、そして1日中使えるロングバッテリー駆動といった特徴を備えています。
一方で、実際の使用シーンを想定した際の利便性やミスト機能の違いは非常に大きなポイントになります。
FA222Jは軽量でシンプル、屋外据え置き型の水道接続ミストに適したモデル。
一方、FA302Jはタンク式ミストと3つのミストモード、氷を使った冷却機能やハンドル付きで持ち運びしやすいなど、多機能でプレミアムな設計です。
どちらのモデルもサーキュレーターとして一年中活躍し、風の循環による冷暖房効率の向上にも貢献してくれます。ミストの使い方と運用環境によって、あなたに合った1台を選ぶことが大切です。
▼ホース接続時のみミスト操作可能 FA222J


▼場所を選ばずミストが利用できるタンク式 FA302J

