ワインの美味しさを長く楽しむためには、温度管理と光対策がとても重要です。
アイリスオーヤマの人気ワインセラー「PWC-502P-B」と「IWC-P182A-B」は、どちらも18本収納可能なペルチェ式で、家庭用として非常に優秀なモデルです。

見た目や一部の機能に違いがあり、どちらを選ぶべきか迷う人も多いはずです。
大きな違いは以下です。
- 扉が「紫外線カットガラス」か「ミラーガラス」
- 購入価格の違い
これらのポイントを詳しく比較しながら、あなたにぴったりのワインセラー選びをお手伝いします。
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B


PWC-502P-BとIWC-P182A-Bの違いを比較
まずは「PWC-502P-B」と「IWC-P182A-B」の主な仕様を比較した表をご覧ください☆
PWC-502P-B | IWC-P182A-B | |
---|---|---|
扉素材 | 紫外線カットガラス | ミラーガラス |
外寸 | 約345×508×645mm | 約345×508×645mm |
質量 | 約14.5kg | 約14.5kg |
庫内容量 | 50L(上段16L・下段31L) | 50L(上段16L・下段31L) |
温度設定 | 上段8〜18℃/下段10〜18℃ | 上段8〜18℃/下段10〜18℃ |
冷却方式 | ペルチェ式 | ペルチェ式 |
タッチパネル操作 | 対応 | 対応 |
収納本数 | 18本 | 18本 |
価格帯(参考) | 約19,800円前後 | 約23,000円前後 |
主な違いは以下です。
- 扉の素材と見た目
- 販売価格の違い
扉の素材と見た目


PWC-502P-Bは「紫外線カットガラス」、IWC-P182A-Bは「ミラーガラス」を採用しています。
紫外線カットガラスはその名の通り、紫外線からワインを守る役割が強く、ラベルの色あせやワインの劣化を防ぎやすい点が魅力です。
一方、ミラーガラスは反射によって中が見えづらく、外観がスッキリするため、インテリアとしてのスタイリッシュさが際立ちます。



光沢のある鏡面扉は高級感を演出でき、
設置する場所にこだわりたい方に人気です。
見た目の印象とインテリアとの相性
PWC-502P-Bは、機能性を前面に押し出しつつ落ち着いた雰囲気が特徴。
キッチンやパントリーにも違和感なくなじみます。
一方でIWC-P182A-Bのミラー扉は、リビングやダイニングなど、人目に触れる場所でも主張しすぎずおしゃれな印象を与えます。
扉の映り込みもあるため、空間を広く見せる効果も期待できます。
販売価格の違い
PWC-502P-Bはおおよそ19,800円前後で販売されており、コストパフォーマンス重視の方に最適です。
IWC-P182A-Bは少し価格が上がって23,000円前後。
価格差は約3,000円程度ですが、その差で得られる見た目の高級感をどう評価するかがポイントになります。
商品の口コミ評価の傾向
PWC-502P-Bはコスパの良さと音が静かである点が好評です。
実際に使用した人からは「コンパクトで音も気にならない」「家庭用に最適」との声が多数見られました。
IWC-P182A-Bについては、ミラー扉の見た目の満足度が非常に高く、「デザインで選んで正解だった」「インテリアに馴染んでおしゃれ」といった声が寄せられています。
高級感と実用性のバランス
実用性重視なら紫外線対策が優れているPWC-502P-Bがおすすめですが、見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-Bが魅力的です。
どちらも温度管理や収納力は同等のため、違いは“使う人の価値観”に委ねられます。
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B


PWC-502P-BとIWC-P182A-Bの共通点
PWC-502P-BとIWC-P182A-Bは同じアイリスオーヤマ製で、どちらも家庭用のワインセラーとして非常に優秀なモデルです。
両機種に共通するポイント
- 最大18本収納可能な2段式構造
- 冷却方式は静音性に優れたペルチェ式
- 上下で個別に温度設定が可能なデュアル温度帯設計
- タッチパネル操作による直感的な操作性
- LED庫内灯付きでラベルの確認がしやすい
最大18本収納可能な2段式構造


どちらのモデルも最大18本のワインを収納できる設計で、上段と下段に分かれた2段式です。
一般家庭での使用には十分な収納力で、赤ワインと白ワインを分けて管理することも可能です。
特にワインの種類や用途に応じて収納場所を分けたいというニーズに応える構造です。
狭いスペースにも置きやすいサイズ感ながら、収納本数はしっかり確保されています。



この2段構造により、家庭でのワインライフがより快適になります。
冷却方式は静音性に優れたペルチェ式


両モデルとも冷却方式にはペルチェ式を採用。
ペルチェ式はコンプレッサータイプに比べて振動や運転音が少なく、静音性が非常に高いのが特徴です。
寝室やリビングなど静かな場所に置いても、作動音が気になることはほとんどありません。



夜間の静かな時間帯でも快適に使用できます。
また、ペルチェ式は振動が少ないため、ワインの澱を刺激することもなく、品質をより良い状態でキープすることができます。ワインを大切に保管したい方にとっては重要なポイントです。
上下で個別に温度設定が可能なデュアル温度帯設計


PWC-502P-BもIWC-P182A-Bも、上下でそれぞれ温度を設定できる仕様になっています。
上段は8〜18℃、下段は10〜18℃と、赤・白ワインを最適な温度で別々に管理できるのが魅力です。



これはこの価格帯では非常にありがたい機能です。
タッチパネル操作による直感的な操作性


どちらのモデルもタッチパネルで操作が可能です。



ボタン式とは違い、フラットで見た目もスタイリッシュ。
温度設定や庫内灯の操作が直感的にでき、使い勝手に優れています。
タッチパネルは見た目のスマートさだけでなく、お手入れのしやすさもメリットのひとつです。指一本で操作できるため、誰でも簡単に温度管理ができます。
LED庫内灯付きでラベルの確認がしやすい


両モデルとも庫内にはLEDライトが搭載されており、暗い部屋でもワインのラベルを確認しやすくなっています。



見た目の美しさだけでなく、実用性も高いポイント
特にラベルのデザインを楽しみたい方や、複数の銘柄を管理している方にはありがたい仕様です。
LEDは省エネで熱を発しにくいため、ワインに悪影響を与える心配もありません。
細部にまでこだわった設計が、使う人の満足度を高めてくれます。
電気代の目安
消費電力はどちらも130W程度で、1日24時間稼働させた場合の電気代はおおよそ月に300〜400円前後と見積もりです。
省エネ性能としては特筆すべき点はありませんが、年間を通しての維持費が大きくかかる心配はないため、家庭での運用にも向いています。
長期保存よりも日常的に「飲み頃温度」を保つ目的で使用するのに最適です。
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B


PWC-502P-Bのメリットとデメリット
デメリット
一方で、見た目の高級感という点ではやや控えめで、設置場所によってはインテリアとの相性が気になるかもしれません。
また、IWC-P182A-Bに比べて「おしゃれ感」が少ないと感じる方もいます。
あくまで実用性重視のモデルといえるでしょう☆
メリット
PWC-502P-Bは紫外線カットガラスを採用しており、ワインの品質劣化を防ぎやすい構造が魅力です。



さらに価格が比較的安く、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
タッチパネル操作やLED庫内灯など基本機能もしっかりしており、ワインセラー初心者にも扱いやすいです。
静音性にも優れており、日常生活に支障がないレベルで稼働します。
初めてワインセラーを導入する方や、見た目よりも機能性や価格を重視する方には非常におすすめです。
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


IWC-P182A-Bのメリットとデメリット
デメリット
唯一の弱点は価格です。PWC-502P-Bよりも数千円高くなる傾向があり、コスパ重視の方には少々ネックになるかもしれません。
また、ミラーガラスは指紋や汚れが目立ちやすいため、こまめなお手入れが必要になる点も考慮しておく必要があります。
メリット
IWC-P182A-Bの最大の特徴はミラーガラス扉によるスタイリッシュなデザインです。
反射で中身が見えにくく、設置場所に高級感や落ち着きを与える効果があります。
リビングなど人目に付く場所に設置しても見栄えが良く、インテリアの一部として映えるのがメリットです。
もちろん基本的な機能はPWC-502P-Bとほぼ同等で、温度管理、静音性、収納力、操作性など必要十分。
ワインセラーをおしゃれに楽しみたい方に最適です。
▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B


PWC-502P-BとIWC-P182A-B おすすめどっち?
どちらのワインセラーも優れた性能を持っていますが、購入後に「やっぱりこっちにしておけばよかった…」とならないためにも、あなたに合うモデルをしっかり見極めていきましょう☆
PWC-502P-Bをおすすめする人
PWC-502P-Bはとにかくコスパ重視の人におすすめです。
紫外線カットガラスによってワインの劣化を抑えられるため、味や香りを大切にしたい方にはぴったりです。
以下のような方に向いています。
- 実用性を重視して価格を抑えたい方
- 初めてワインセラーを購入する初心者
- キッチンやパントリーなど見た目より実用性重視の場所に設置する方
また、静音性にも優れているため、寝室や書斎など静かな場所で使用する場合にも安心です。
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


IWC-P182A-Bをおすすめする人
IWC-P182A-Bは、ワインセラーにもインテリア性を求めたい人に最適です。
鏡面仕上げのミラーガラス扉は、リビングやダイニングなど人目に触れる場所でも違和感なく馴染み、空間に高級感をプラスしてくれます。
以下のような方にぴったりです。
- デザイン重視でおしゃれな空間に馴染むセラーを探している方
- ワインセラーをインテリアの一部として活用したい方
- 来客が多く、センスの良さをアピールしたい方
- 価格が多少高くてもスタイルに妥協したくない方
同じ性能でより映える外観を手に入れたいなら、IWC-P182A-Bは間違いのない選択です。
▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B


Q&A
Q1. PWC-502P-BとIWC-P182A-B、冷却性能に違いはありますか?
A: 冷却方式はどちらも「ペルチェ式」を採用しており、冷却性能に大きな差はありません。
上下段それぞれに設定可能な二温度帯仕様で、赤ワインと白ワインを適温で管理できます。
静音性も同等で、家庭用として十分な性能を備えています。
Q2. 扉の違いはどんな点に影響しますか?
A: PWC-502P-Bは紫外線カットガラス、IWC-P182A-Bはミラーガラスを採用しています。
紫外線カットガラスはワインの品質劣化を抑える効果が高く、実用性重視の方向け。
ミラーガラスは高級感やデザイン性が高く、リビングなどに設置する場合に見た目の印象が良くなります。
Q3. どちらのモデルも家庭用に向いていますか?
A: はい、どちらも家庭用にぴったりです。
コンパクトな設計で18本収納でき、温度管理や操作性も優れているため、初めてワインセラーを導入する方にも安心です。見た目や価格の好みによって選ぶと失敗しにくいです。
Q4. 音はどれくらい気になりますか?
A: ペルチェ式のため、コンプレッサー式よりもはるかに静かです。
使用者レビューでも「寝室に置いても問題ない」「動作音が気にならない」といった声が多く、静音性には定評があります。静かな環境に設置しても安心です。
Q5. 他の用途でも使えますか?
A: はい。ワイン以外にも日本酒やクラフトビール、チーズなど温度管理が必要な食品の保存にも活用できます。
実際に、半分を日本酒用に使っているというレビューもあり、汎用性の高い家電として人気です。
PWC-502P-BとIWC-P182A-B 違いを比較まとめ
PWC-502P-BとIWC-P182A-Bは、どちらも18本収納・2温度帯対応・静音ペルチェ式など、家庭用ワインセラーとして非常に優秀な基本性能を持っています。
そのうえで最大の違いは扉の仕様にあり、「紫外線カットガラス」のPWC-502P-Bと、「ミラーガラス」のIWC-P182A-Bで選ぶべきポイントが分かれます。
価格を抑えつつも実用性を求めるならPWC-502P-B。
高級感あるデザインで空間になじませたいならIWC-P182A-Bがぴったりです。
性能差はほぼなく、好みや設置場所、予算に応じて最適な一台を選ぶのがベストな選択といえます。
「どちらが自分に合っているのか」を判断できるよう、デザイン・価格・機能の違いをしっかり押さえて、納得できるワインライフをスタートしてください☆
▼紫外線カットガラスで大事なワインを守る PWC-502P-B


▼ミラーガラスで見た目の美しさやインテリア性を求めるならIWC-P182A-B